『水女神は今日も恋をするか?』あらすじと感想※ネタバレ含む
今日は久しぶりに心躍る作品に出会えたので皆様にご紹介させていただきます。
2019年1月16日発売週刊少年サンデー7号(小学館)より三簾真也の新連載「水女神(ウンディーネ)は今日も恋をするか?」がスタート!
現在は完結済となっている週刊少年サンデーにて連載していた漫画「水女神(ウンディーネ)は今日も恋をするか?」
筆者とこの作品の出会いはTwitterだった。
筆者は普段からTwitter上で神絵師と呼ばれる方たちをフォローし、その素晴らしき技術と努力によって生み出された創作物を見て楽しんでいる。
その中でひと際目に留まった作品。
それを今回あらすじと感想を交えてこの場で紹介させていただこう。
※神絵師とは、たくさんのファンから尊敬され、羨望される絵描きさんのことです。 「絵を描いている人」という意味の「絵師」の頭に、「圧倒的に優れている人」という意味であるネットスラングの「神」が付いて生まれた言葉です。
「次にくるマンガ大賞 2019」コミックス部門ノミネート!
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第1巻無料公開中!!
あらすじ
舞台は雨が降らない世界の砂漠にある国"ラハサ"。
水を生み出すことができる不思議な少女"アクレア"は、近年不調により思うように水が出せなくなっていた。
そんな中主人公である少年"アシャ"は不調にも関わらず無理をして責任を感じるアクレアをいつも心配していた。
ある時、無理が祟り倒れたアクレアに駆け付けたアシャがかけた言葉により状況は一変、不調のはずのアクレアから水が溢れて...?
ラブコメの砂嵐
水のない世界とはまさに砂漠、そんな世界から始まったこの作品。
世界は常に水不足の状態ですが唯一と言っていい水の補給方法があります。
それは水を生み出すことのできる少女"アクレア"という存在。
水を生み出す『水起こし』という能力を用いて日夜国民の命をつなぎとめています。
さらに王女という肩書も持つアクレアは彼女の普段からの装いもあり国民から『水女神』として崇められる存在でもあります。
しかし唯一水を出せるアクレアは全国民の命を背負っているのと同義であり、その重責や日々の疲れから近年は思うように水が出せずにいました。
そんな中主人公の少年アシャは無理をするアクレアを何とか楽にしてあげられないかといつも心配していました。
ある時無理が祟り倒れてしまったアクレアのもとに駆け付けたアシャはアクレアがいなくなるのは困ると今まで心配してきた思いの丈をぶつけます。
アクレアは「自分がいなくなると水が無くなり困るよね」と返すのですが、
あああああああああああ!!!!!!
漢ですな。
これもう愛の告白じゃないですかやだー!
もちろん水女神ことアクレアも花も恥じらう乙女なので「それって...///好きってこと...?///」ってなるわけです。
ここでアシャ君ラブコメ体質を存分に発揮!「(命の恩人ですから)当然です!」
するとアクレアにある異変が!
水女神始まったな
なるほど神の御業、始まったな水女神
少年サンデー大丈夫か...?昨今の情勢じゃ少年誌にこれは...
アシャから愛の告白をされたと勘違いしたアクレアの感情が溢れる表現がそのまま反映されて水が溢れ出るという現象に。
これは作者さんのセンスがものすごく光ってますね。
顔を赤らめてまさに恋に恋する恥じらう乙女を地でいくアクレア可愛い。圧倒的ヒロイン力。もうびっちゃびちゃや。
これもうおもらし...
砂漠のオアシスとはこのことか!
乾ききった砂の世界に潤いを与えてくれる水女神ことアクレア。
彼女はまさしく砂漠の中に存在する神域、オアシスそのものである。
読者の日々あらんだ心にも潤いを与えてくれるはず。
この漫画の最大の特徴である「心からあふれる感情が水となって体からあふれる」
そのあふれ出した水のおかげで国民たちは救われているわけです。
これは即ち「愛が世界を救う」ということに他ならない!!
そんな素敵なテーマを内包したこの作品ぜひとも皆さんにお勧めしたい!
勘違いから始まるラブコメは王道でもありますから、読者の皆様も胸キュンで思わずにやけてしまうアクレアを見守りましょう!
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